株式会社 カセダ登録番号:0132

株式会社カセダ 加世田社長

今回のピックアップ企業は、今年の6月に新規登録された株式会社カセダの代表取締役社長、加世田光義さんにお話を伺った。

株式会社カセダは、1989年11月に創業。事業内容は、測定ゲージ、電動車いすの操作装置、リモコン機器、操作スイッチ等の3Dによる設計製作である。
「当社の強みは、お客様のニーズをきっちり把握し、最適な『設計図』を提案します。当社は部品加工だけでなく、企画・設計・試作・製造まで、全行程を通して責任を持って対応します。」(加世田社長)

同社は企画から製造まで全行程を請け負えるのが強みであるが、それを可能としている秘訣について伺った。「当社は大田区の工場アパートである『テクノWING』に入居しています。テクノWINGには現在45社のモノづくり企業が集まっております。その町工場ネットワークで、お客様の要望をカタチにすることができます。また、異業種交流グループ『Joint-92』に加入しており、情報交換や技術交流はもちろん、経営に関する相談も会員企業同士で行っています。このような協力企業との協働により、全行程を通して当社が責任を持って対応する『ワンストップサービス』が可能となります。」(加世田社長)

キャリパーゲージ積極的に町工場ネットワークを活用している加世田社長であるが、その中で技能継承を受け自社製品化したこともあるという。「当社製品のキャリパーゲージは元々仲間の会社の製品であり、当社は修理を担当していました。しかし、仲間の会社が事業を終了することになり、キャリパーゲージの製造も終了することとなりました。そうした中で、当社に製造を引き継いで欲しいというお話しがあり、当社に対して技術・技能継承を行っていただきました。その結果、現在は自社ブランドとして販売店経由で全国及び海外へ販売しています。」(加世田社長)
仲間の企業から技術・技能継承を行われるということが、町工場ネットワークの強さの象徴ではないだろうか。改めて、企業間連携の重要性が感じられる貴重なお話であった。

同社は今年に大田ブランド登録企業となったが、そのきっかけは農工連携であったいう。「現在、大田区産業振興協会の協力で、秋田県の各団体と農工連携を行っています。秋田県に製品を納品する際に、大田区の名前を入れたいという気持ちになりました。そのような状況の中、協会の方から大田ブランドを紹介され、大田ブランドのコンセプトに共感したことが、登録のきっかけです。今後は農工連携の中で、秋田県に『Made in Ota』の製品を数多くお届けしていきたい。」(加世田社長)

確かな提案力でお客様の考えを具現化し、大田区の町工場ネットワークを活用してワンストップサービスで製品を提供するという加世田社長の想いは、大田ブランドが掲げる『Only Ota Quality』そのものである。株式会社カセダは、今後益々の活躍が期待される大田区を代表する1社である。

※株式会社カセダ(登録番号0132) の企業情報は、登録企業紹介ページをご覧ください。