広沢電機工業 株式会社登録番号:0084

林恭生社長

今回のピックアップ企業は、広沢電機工業株式会社の
代表取締役社長、林恭生ハヤシタカオ さんにお話を伺った。

広沢電機工業株式会社は、昭和32年1月に創業。事業内容は動力制御盤、自動制御盤、分電盤等の盤類の設計・製造・販売・修理であり、平成21年度および平成26年度に大田区「優工場」の認定企業となった。
林社長は平成25年2月に社長に就任。就任以前は建築設備関係の仕事をしており、同社とは旧知であった。「当社の強みは、お客様に納品した図面を全て電子化し社内と社外で二元管理することでデータを保全し、お客様からの既存の盤に関する問い合わせ等について迅速に対応出来ることです。また、お客様との長年のお付き合いの中で築きあげてきた信頼も強みと言えます。直接、施主・設計事務所・施工会社等のお客様と設計打合せの段階から関わっております。(林社長)」

同社は通信や電力、交通等のインフラ関係の大手企業とも取引しており、その顧客と密にやり取りすることで、要望を早めに具現化していくことを得意としている。空調設備の制御盤においても、ニーズが多様化しており、例えば電子回路やネットワークを用いた消費電力の見える化を目指し、新しい技術を開発しているという。
また「従来からのお客様を大事にする取り組みを積み重ねていくことで技術力の向上につながり、新しいお客様へより質の高い提案が可能になると考えています。まずは信頼を得ることです。"広沢に任せると大丈夫だ"をモットーにして仕事をしております。(同)」と話す。

同社が大田ブランドに登録したのは平成20年である。「ブランドに登録した経緯は、様々な企業様の状況を知ることで情報収集が可能となり、新しい技術の開発や会社の発展につながると考えたため。また、異業種交流会にも参加しました。関連がある企業様を発見でき、近い所で一緒に仕事ができるという期待を持つことが出来ました。モノづくりの企業様が沢山いらっしゃるので、その経営者の方々と交流していきたい。(同)」と話す。

同社の従業員の平均年齢は40歳代と若く、技術レベルを上げていくことが大切だと考えて、従業員には積極的に研修を受ける機会を与えており、資格取得者に対しては報奨金を付与している。「人を育てることが永遠のテーマです。会社は人です。(同)」
また、「お客様に制御盤に関する技術講習会を開催することで、当社の技術力や認知度、存在意義をより高めている。この取り組みがお客様に大変喜ばれている。」とのことであり、「今後はよりお客様のニーズに沿って行くためネットワークやIC回路等を使い、制御盤技術の周辺領域を拡大していくとともに、技術力を高めてお客様と深くつながっていきたい。(同)」と話す

「もっとブランドイメージを使って会社をPRしていきたい」、「これからもこの大田区の地で長く頑張っていきたい」という林社長の情熱は大田ブランドが掲げる「Only Ota Quality」を体現している。今後、益々の活躍が期待される大田区を代表する1社である。